婚活は「値段」と「確実性&安全性」が反比例しがちな傾向が。はっきり申し上げると「婚活で予算はケチるな」が正直なアドバイスです。確かに低予算でも良縁に巡り会える人もいます。しかし出来ればある程度の予算をかけて、より良い相手とマッチングできる安全な婚活をお勧めします。

 

婚活は、あなたの性格や適性で適正な予算が変わります。その適性とは「コミュニケーション能力」。積極的で異性と交流するのに苦手意識がない、人と接するのが好き、という女性の婚活と、内気で男性と喋るだけでもしどろもどろになる女性の婚活は違う戦略が必要です。そして、戦略によって相場が変わるのも自然なこと。その人に適した相場があります。

 

ここでは一般的な相場と、予算ごとのメリット・デメリットをご紹介します。

 

消極的な人にお勧め・結婚相談所の相場は?

 

今どきのネットマッチングから昔からある「お見合い」スタイルの婚活ができる結婚相談所は、消極的な人におすすめ。コースが選べるならぜひ、お見合いセッティングまでしてくれるプレミアムコースを推します。

 

相談所やサービスによって価格は異なりますが、ここでは全国規模で運営歴が長いイオングループが運営する結婚相談所「Zwel(ツヴァイ)」を例に挙げて紹介します。(価格は2020.4月現在。すべて税抜き)

 

コース名「パーソナルサポート プレミアム」

入会初期費用 145,000円

月会費 10,500円から(紹介者の人数で異なります)

この場合、1年間続けた場合の予算は271,000円になります。プラスでオプションのお見合いセッティングや婚活パーティーに参加すると、軽く30万は越えるでしょう。

さらに、婚活用の写真を撮影してもらうと初期費用もそれなりに必要です。相場はこれよりさらに上がると考えて下さい。

 

しかし「自分は消極的だ」と自覚がある女性には、これが最低限の相場だと思うほうが良いかもしれません。

たしかに今の時代、婚活アプリでどんどん出会いを求めることは出来ます。しかし問題は、お相手に出会うにもコミュニケーション能力が欠かせないこと。それが苦にならない方ならお勧めしますが消極的な人には荷が重いのも事実。だからこそ「結婚相談所でセッティングもお任せ&短期決戦」するのがお勧めです。

 

この料金で紹介料、活動中の相談、店舗内にある紹介掲示板(PRボード)からお声かけができます。有料オプションでお見合いセッティング(ペアメイキング・1回につき5,000円、回数制限あり)、婚活パーティー(7,000円ほど~)の参加が可能。

 

「お見合いセッティングは有料なの?」と驚くかもしれませんが、相手を呼んで見合いをセッティングする、というのは相談員の方にとってもかなりの負担です。

 

どんな相手があなたにとって真の理想か、膨大なデータから抽出して選ぶのはAIだけではできません。プロの見立てによるマッチングはAIと比べものにならないほど絶妙です。しかも相手の男性と連絡を取り合い、見合いもセッティングしてくれます。自己アピールが苦手な方はお金を払ってでも積極的に受けたいサービスです。

 

「良質なサービスには相応の対価を払う」のが社会の基本。昭和の時代ごろまで家同士で行っていたお見合いも、仲介者にそれ相応の対価を払っていました。それが明文化されたのがペアメイキング。

 

婚活には出会いのきっかけが必要です。結婚相談所はそのきっかけ作りを大いにサポートしてくれるでしょう。

 

ちなみにZweiは大手企業と提携しているため、大手企業の従業員の方は入会費用が割安になっています。比較的収入や福利厚生が安定した、一流企業の男性とマッチングしやすいのも特徴です。

 

積極的な女性は婚活アプリも!ただしメリット・デメリットも知っておこう

 

自分から男性に声をかけるのが平気、という積極的な女性は婚活アプリを活用するのがお勧めです。結婚相談所に比べて格段に安く、すぐに始められます。

 

価格は安いところで月会費1,950円から。高価なアプリなら月に1万円ほどが相場です。男女とも月会費が必要な「ブライダルネット」で1年間婚活を続けるなら、年間23,400円。結婚相談所に比べると格段に安い価格です。

 

ただし、トラブルをできるだけ回避するために守りたいことがあります。「女性無料」「恋活併用アプリ」は避けましょう。タダより高いものはありません。結婚相談所に比べてトラブルは比較にならないほど多いのがアプリ業界。特にネットのトラブルは非常にやっかいです。

 

安全性と確実性は結婚相談所に比べてずっと低く、トラブルに比較的巻き込まれやすいことは覚悟して活動しましょう。

 

婚活で覚えておきたいことは「相場ほぼイコール良縁遭遇率」。婚活に限りませんが、無料で集まる場所と月会費数万円する高級な趣味の場では集う人が異なります。婚活市場は「お金をかけて安全を買う」ものだと思って下さい。

 

できるだけ婚活アプリでも、なるべくサービスが豊富で限られた人だけが閲覧できるサービスを選びましょう

 

まとめ

 

婚活といっても、選ぶサービスで相場は桁違い。だけど高いサービスにはそれ相応のメリットがあります。自分はどれだけのデメリットに耐えられるか、どれだけ可能性を広げたいか・・・それがあなたの婚活相場です。

 

一般的に、真剣に結婚を考えている男性ほど高めのサービスを利用します。価格は安全を買う費用だと思って、相場より少し高めの婚活サービスを選ぶほうがよりメリットが得られる可能性は上がります。

 

相場が高い、というデメリットを克服するために各社はサービスや安全性に力を入れているからです。ぜひ安全に、秘密を守って婚活を成功させましょう

 

素敵な出会いがありますように☆彡

 

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